性能の裏づけ、公的な認証がないため不安が残ります。表示のルールはどうなっているのか教えてください。

性能の裏づけとしては、新しい食品や食材・加工食品などをカロリーアンサーで測定し、同一試料の中からサンプルを採取して青森県薬剤師センター(公的検査機関)へ分析を依頼することで、常に結果検証を行っています。場合によっては複数の検査機関を利用する場合があります。

ホモジナイズ(破砕・均一化)された状態での分析値との比較で概ねプラスマイナス5%前後の差が出現しておりますが実用上の問題はないと考えます。また、初期のモデルでは国立健康・栄養研究所と共同研究を約1年間実施しており高田Dr.との共同出稿で日本栄養・食糧学会へ査読論文を発表しております。近い将来に最新モデルを使用し第2次共同研究も検討しています。

公的な認証についてはカロリーアンサーによる測定がこれまでにない全く新しい方法であるために国が積極的に装置を認定するのは簡単ではありません。弊社としては公的な機関との共同研究などで研究成果の発表を多数行う事と、常に分析値との比較検証を行うこと、でユーザーの不安解消に努めたいと考えています。

表示についてのルールには2通りの解釈があります。弁当や惣菜などにパックごとに個別の表示を行う場合は5項目表示といい①カロリー②タンパク質③脂質④炭水化物⑤ナトリウムの表示が必要です。その他、売場でPOP表示などを行う場合は表示の義務はありませんし、表示するとした場合は100グラムあたりのカロリーのみや親切なケースとしてはナトリウム(塩分相当量)の表示を行うケースもあります。表示内容についての根拠やことわりとしては当社調べによるといった表現が多いようです。

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