カロリーアンサーコラム
黄昏 Beginning Communicate 第28回 2017年10月28日

10gの珈琲と思い出

1970年に初めて珈琲を自分で淹れました。「アマゾン(現在の通販サイトとは何の関りも無かったと思いますがシャレていましたね)」という酒店で、100gあたり200円台。喫茶店が全盛の頃で、コーヒー一杯が100円から150円の時代でした。コーヒーが好きだとかいう思い入れは何もなく、アポロ13と繋がりがあったようなセピア色の記憶です。。

瀬戸引きの白いポットでお湯を沸かし、綿のフランネルに入れたコーヒーに注ぐ。当時からブルマンだけは滅茶苦茶に高い豆であったような。キリマンやガテマラ、トラジャとか片っ端から飲んでモカマタリーに行きました。香りと酸味が好きで、今でも売り場では手が伸びます。ブラックコーヒーを飲むのが大人に思えていた頃です(それからずいぶんとブランクがあって、つい最近まではミルクと砂糖を2倍入れないと耐えられない舌になっていました)。

そう言えば、仙台駅ビル地下にエビアンという古い喫茶店があって(今もやっているのかな?)、そこのブレンドが大好きでした。

カロリーアンサーでコーヒーを測定

さて、レギュラーコーヒー10gに150mlの熱湯を注ぎ(とは言っても事務所にはコーヒーメーカーを用意しているので自動ですが)、浸出液のカロリーをカロリーアンサーで測定すると、熱量はだいたい2~4kcal/100mlで脂質が検出されます。炭水化物とタンパク質はゼロでした。ところが標準データを調べると熱量:4.1kcal、脂質:ゼロ、炭水化物:0.7g、タンパク質:0.2gとなっています。機械的な分解能の検出限界だと思ううのですが、豆を診ると表面が油でコーティングされているように見えます。

残ったコーヒーを翌日、レンジで温めて飲んだ時の不味さや醤油っぽい臭いを感じるのは私だけでしょうか。コーヒーにスティックシュガー1本3gを溶かして測定すると12kcalが加わります。勿論2本では24kcal、3本では36kcalが加わり正確に測定してくれます。スタバのハウスブレンドを飲みに来ませんか、カロリーアンサーの正確さもご覧にいれますよ!

続く…。

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