カロリーアンサーコラム
黄昏 Beginning Communicate 第7回 2016年9月21日

秘密の食事⑤ A子の場合

リオの興奮から冷めやらぬうちに再び、こんなに心が沸き立つとは思ってもいなかった。早朝から国枝慎吾の戦いを見て拳を握り締めていました。

雌雄を決したい者同士の気迫は辺りを圧倒し身も心も揺さぶるものだとあらためて気づかされました(映画監督は別な意味で凄いですね)愉しみたいと強がる唇とは裏腹に自身の全てを捧げ鍛錬に明け暮れた日々が躍動する姿を追いかけて見えるからこそ画面の向こうにいる君たちに声援を送っているのでしょうね。

未熟で半端な自分では絶対に到達できない姿を眼の前にしたとき、年齢を超えリスペクトせずにはいられません。敗れたとしても賞賛の言葉は惜しまれるものではないでしょう。

北島選手が引退の挨拶で平井コーチとの歩みに言及した時と同じように松田選手も久世コーチに感謝の言葉を捧げながら声を詰まらせていましたが実に爽やかな引退会見でした。過去の苦しさが目の前の喜びに全て変わって欲しいと願うばかり。

ロンドンの時は叶わなかったが今年は10月に一緒のパレードを銀座で行うようです。前回は有楽町から進めずTVで熱狂を感じましたが今回は栄誉を祝う一人になり波動を感じたい。

そうこうしているうちに4年の月日はあっという間に過ぎ56年ぶりのTOKYO OLYMPIC GAMESが…黄昏峠をころげ落ちながら私は夢を見ています。二度目の祭典を迎える事が出来るなんて考えた事もなかった。

巷ではオープニングセレモニーの企画について賑やかです、タケシさんが企画するとか秋元氏が演出するとか果てはエグザイルのパフォーマンスとか。ちょっと待ってくれよ、せっかくマリオの演出で4年後の楽しみを世界中に配信したのだから、この際は躍動した70年代~80年代を象徴する日本でいいんじゃないのと。

パックマンがあってファミコンが生まれ遊びがデジタルになっていった時代。もし細野さんや坂本博士、高橋さんが生きてたら(失礼!)ピョンピョン跳ねる矢野顕子も加えYMOメドレーでは如何でしょうか(テクノポリス~東風~ライディーン)4年後のテクノロジーを駆使してこれまたアラサーティになっているPERFUMEが暗闇で妖しく踊り狂うって。Lでもベッカムやスパイスガールズそして大トリはポールでした。

もちろん、アンサーはその頃になるとアスリートの食事を支援する公式なマシンとしてインタビューバックの衝立にロゴが「Calorie Answer」って!

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