カロリーアンサーコラム
黄昏 Beginning Communicate 第27回 2017年9月26日

September Surprise

大好きなコロッケ。何歳の頃であったか思い出せないが、町内に菅原というコロッケ屋があった。ちょうど「今日もコロッケ、明日もコロッケ、これじゃ年がら年中コロッケコロッケ(^^♪」という歌もあり子供心にも覚えています。1個5円だったか、15円だったか?ボウルを持ってお使いに行ったものです。

(この頃の食卓の情景と言えばコロッケ、玉子焼き、いわゆる魚肉ソーセージ炒めです。あとの記憶と言えば茄子のみそ炒めくらいでしょうか。)

コロッケは今でも大好きで、自分で作るよりも、町内の肉屋から揚げたての熱々を買ってきて、醤油をかけて食べるのが好きです。昔の味で喉詰まりするようなボソボソ感が残り素朴な味です。

デパ地下やスーパーで売っているコロッケは、サクサクでコクがあって洗練された味ですが、ソースでないと合わないし冷めたら脂っこく感じます。

さて、そんなコロッケですが、お店によって価格の差が余りも大きいので、一体何が違うのかと思いカロリーアンサーで測ってみました。

(カロリーはカロリーアンサーで測定)
コロッケA コロッケB コロッケC
販売店 デパ地下惣菜店 スーパーS内惣菜店 町内精肉店謹製
重量 90g/ケ 72g/ケ 80g/ケ
価格 140円 50円 80円
カロリー(1ケ当たり) 288kcal 238kcal 210kcal
カロリー(100g当たり) 320kcal 331kcal 262kcal
コク・甘味 コク・甘味 素朴・醤油が合う印象
画像 コロッケA コロッケB コロッケC

やはり肉屋のコロッケは、7訂に収載されているデータと似ており脂質のグラム数もほぼ一致です。

一方でデパ地下とスーパーの品は価格差が何と90円。グラムあたりの価格は、デパ地下の1.55円に対し、スーパーは0.69円。(ちなみに町内の肉屋のものは1.00円)。果たしてこの違いは味に現れているのか?

デパ地下とスーパーのコロッケを事務所スタッフに目隠しして食べて貰いましたが、ほぼ同じ味。カロリーアンサーで測った栄養成分もほぼ同等。

エェ!って、驚く9月のサプライズでした。

続く…。

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