カロリーアンサーコラム
黄昏 Beginning Communicate 第42回 2018年10月26日

鰻~恋し、かの川♪

希少な天然物のウナギは、全国に流通している量の1%に満たないそうです。

寿命は10~50年(けっこう長生き!)で、3年で成魚に成るのだとか。生まれた時はオスメスの区別が無くてほとんどがオス。ゆっくり成長すればオスメスが1対1に決まるようですが、養殖物のように半年から1年で出荷する場合はオスのみになるそうです。ノミの夫婦よろしく、メスは1mを超えるが、オスの60cm超は滅多になし。

冬眠もするようで、10月~12月が天然物の一番美味い時期(もちろん養殖物には旬がなく、いつでも美味しい)。土用の丑の日に鰻を食べる風習は、平賀源内が魚屋に授けたアイデアなのだそうです。

冬眠明けの5月頃から獲り始めるのですが、痩せてスカスカだから美味しくないと言う記述がありました。ハレの日位にしか食べられないので、せめて本だけでもとウナギの本ばかり買いあさっています。

天然物を味わった事は一度もありませんが、カロリーアンサーで測定していると養殖物との違いに驚く事ばかり。

カロリーや脂質が高ければ美味しいという訳ではない事を知りつつ、ウナギ本の記述に頷く事ばかり。天然物の美味しさにはタンパク質も大きく関わっているでしょう。

鮎が大好物でカニやエビも好んで食べるそう。『食卓の情景』でも読みながら気分だけでもグルメに変身…魚の脂とツリーナッツのカロリーや脂について次回はまとめたいと思います…つづく

続く…。

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