カロリーアンサーコラム
黄昏 Beginning Communicate 第43回 2018年11月19日

ツリーナッツの話

カロリーアンサーの測定ガイドでは、ピーナッツを種実類(ナッツ)として分類しています。しかし実際は豆の種類です(7訂でも種実類扱いです)。

一般的なナッツ(種実類)としては、アーモンド、カシューナッツ、クルミ、マカダミアナッツ、ヘーゼルナッツ、ブラジルナッツ、ビスタチオナッツなどがポピュラーです。カロリーが100gあたり570~700kcalもあるので、とてもハイカロリーな食べ物です。

同じ種実類でも、銀杏や栗は水分が60%以上含まれているため200kcal未満です。200g(栗だと20個前後)ぐらい食べたとしても大した事はないですね。

キノコ同様にとても不思議な食べ物だと思っていますが、ツリーナッツの中でも特にビスタチオナッツは、健康や長寿に効くつまみだとドクターXから聞きました。

でも、値段は高いし、殻を剥く手間が面倒だしで、もっぱら生活良品のミックスナッツ(アーモンド、カシューナッツ、くるみのみ)を食べています。

健康に効いているという実感は全くありませんが、ツリーナッツ全般に不飽和脂肪酸が多く高品質なタンパク質や食物繊維、ビタミンEにカリウムなどが多いので心血管疾患の減少や抗炎症性、心臓保護などの働きがあるそうです。

ナッツをつまみにウイスキーを飲むなんて洒落ていますね。塩分を控えたいけれどやっぱり塩有を買ってしまいます。体に良いもので塩分過多になっては本末転倒です。

ついでに何故ビスタチオが良いとされるのかお教えしましょう。

ピスタチオは殻を剥くのが面倒くさいから、せいぜい50個も食べたら十分ですね。これが体にはほどほどで良いそうです。

つまり、食べるスピードが殻を剥く行為によりペースが遅くなり、結果的に摂取カロリーも過大にならないのだそうです。

値段と手軽さでアーモンドやカシューナッツを中心に食べていますが、できるだけ殻付きのビスタチオに切り替えていきたいと思っています(ちなみにツリーナッツの中でもビスタチオは、ビタミンE…脂溶性…が多いので抗酸化作用があるため、脂質量が多いにも関わらずハイカロリーの弊害が少ないとされています)。

続く…。

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