カロリーアンサーコラム
黄昏 Beginning Communicate 第40回 2018年8月8日

トマトと鰻とカロリーアンサー

38号でトマト39号で鰻について実証的な測定を行った結果をまとめています。どちらも大好きな食べ物ですから、引き続き検証を続けており、途中経過をお知らせします。

トマトについて。活字ドレッシングはウマイ?のですが(リコピン多い、サラダに最適など)、売り場に陳列している大中小細長などの色々なトマトを食べても、官能は刺激されません(料理の彩りとしては大活躍)。やはり、二十数年前に高知で食べたフルーツトマトや、小さい時に畑で食べた青臭くて甘酸っぱいトマトの味が忘れられないでいました。

ところがある時、電車の広告で知ったフルーツトマト(ミニトマト)は、千葉県産で糖度を3段階に管理して栽培しているとのこと。店頭での販売は行っておらず、ネットで注文受付後 2週間程度で納品されるのだとか!北海道産のフルーツトマトも結構な価格ですが、糖度は9度以上だと大丸デパートで売り場担当の方に詳しく説明してもらったので間違いないはず。近日中にカロリーアンサーによる測定と実食テストを行う予定です。

とは言っても過去の検証では落胆させられた経験があるので、大きいネプタの前にという事で青森県産のミニトマトと静岡県産のフルーツトマトをカロリーアンサーで測定しました。それが何と、ビックリ仰天の大当たり!食物繊維分を差し引いたとして、ミニトマトは5.2度、高糖度を謳う静岡県産のアメーラフルーツトマトは9.5度。一かじりした瞬間に高知のトマトを彷彿させる甘さに驚きを隠せませんでした。1月~6月と7月~12月で糖度が違うことはHPで丁寧に説明されていますが、9.5度なら十分に合格ですし、価格に見合う努力がトマトからほとばしっています。

良食は財布に厳しい(良薬は口に苦し)一方、鰻の方は天然物が入荷したという事で、静岡・岡山・熊本産を測定しました。紙面の都合で次号にまとめますが、大将の舌では熊本産がチャンピオン、カロリーアンサーのデータ上では静岡がトップでした

続く…。

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